FLINTERS Engineer's Blog

FLINTERSのエンジニアによる技術ブログ

研修を終えて思ったこと

初めまして、今年新卒入社した北井です。 研修が本日で終わりなので振り返っていきたいと思います。

自己紹介

まずは軽く自己紹介させてもらうと、中学卒業後に、高専情報工学科に入り、C,C++,PHPなどを学んで、卒業研究ではC++を使ったシステムを開発しました。その後、フィンテックの領域を学ぼうと、大学の経済学部経済工学科に編入したんですが、入ってからは学生起業に興味を持ってしまって、講義では経営学とか計量経済学中心に学び、放課後起業していたので、技術的なことをほぼ触らない生活をしてました。弊社には、今まで学んだことを生かせそうな職場で且つ起業や新規事業に前向きな印象から入社しました。

研修について

研修の全体的な特徴で言えることは、コロナによってリモート研修だったことですかね。BN含め社員の殆どの人とあったことがない状態での研修は、4月の頭の方は特に違和感がすごかったです。(笑) 個々の研修については他の方も説明してくれていると思うので、以下に自分の印象に残った研修についてのみ書いていきます。

プログラミング研修(Scala)、オブジェクト指向研修

ScalaTextを使って講義形式で行われました、一応高専でもC++Javaを軽く触っていたのでクラスの概念とかは多少分かるかなって思ってたんですが、大学の期間ですっかり頭から抜け落ちていて、完全に初心者の状態でした。途中で理解が追い付かなくなった時期もありましたが、トレーナー、メンターの方が1on1形式で質問の機会を設けていただいたおかげで何とか理解が追い付けたと思います。

Infrastructure as Code研修

研修前はAWSの存在は知っているものの、何故多くの企業が採用しているのか、AWSとは具体的にどういったものなのかすらわかっていない状態でしたが研修のハンズオンを進めていくことで疑問は払拭されて、基礎知識が身についたと思います。この研修も少しでも分からないところがあれば、すぐに質問に答えてもらえる状態だったので理解が進みやすかったです。

ユーザや要望/課題を捉える研修

顧客志向についての講義とお題に合わせたビジネスプランを考えるという内容でしたが、学生時代放課後の起業で数週間かけていた内容を2日間という短い時間で要点を抑えて学び直すことが出来ました。短い時間でこのクオリティを維持できたのは講師の方やインタビューに応じていただいた先輩社員の方々が素晴らしかったからだと思います。

チーム研修

研修の集大成として3人1組でウェブアプリケーション開発を行いました。個人で開発するのとは違い仕様を決めたり変更する際にはチームの同意を得る必要があったり、同じ単語を使っていても人によってニュアンスが違ったり、リモートで行っているのでコミュニケーションが取りずらかったりと大変なことも多かったですが、MTGの頻度を増やしたり、タスクの分け方を工夫したりして乗り越えました。チームで開発するために必要なツールの使い方を学べたり、チームに入ってからも成長を続けるためのメタスキルの獲得にも役に立った気がします。

研修で困ったこと、辛かったこと

自宅勤務

コロナによってリモートで研修を受けていましたが、高専以降、研究室とかコワーキングスペースに篭って作業していた人間なので、家に篭って集中するのがとても大変でした。特に家で作業する気がなかったので、会社に近く、机や椅子すら置く場所のない狭い家を借りてしまいドラム式洗濯機の上にパソコンとディスプレイ置いて作業するのは辛かったです(笑)

変数名、メソッド名の命名

昔から名前つけるの苦手で(苦手すぎてポケモンのニックネームすらつけた事ない人間です。)メソッド名の命名に苦労しました。メソッド名を見ても何をするメソッドなのか思い出せなくてコードを見返す手間が発生してしまってました。研修を進めていくうちにメンターの方々からのアドバイスもあり少しずつわかりやすい名前をつけられるようになりました。

研修で学んだこと

技術的な要素とか保守性の高いコードを書かなきゃとか研修の座学とかで学んだことは当たり前として個人的に今回研修で学んだことは気軽に相談することの重要性と業務時間中で成果を上げることの重要性の二点です

気軽に相談することの重要性

リモートで研修していると忙しいかどうか見て判断できなかったり話しかけても大丈夫な雰囲気とか感じ取れなかったりして、一人で解決しようとしてしまう傾向にありました。 確かに一人で解決する力も必要ではありますが、いつまで立っても解決しない事があったり意外としょうもないところで詰まっていることに気がつかなかったりと時間を無駄にしてしまう事も多かったです。 そこで困ったときは、積極的に聞くようにすると、自分では見えていない間違いや知らなかった知識を教わることが出来るなど、メリットが大きかったので、今後チーム配属後もできるだけ迷惑にならない範囲で積極的に聞くことを心がけていきたいと思っています。

業務時間中で成果を上げることの重要性

先ほどの話と被りますが、昔からオンオフの切り替えが苦手で、業務時間後にも詰まったところの調べ物したり研修の続きをすることがあったんですが、寝る直前に光を浴びたり考え事をしているせいか、布団に入った後も寝付けず、寝不足のまま業務が始まってしまい全く集中できない日がありました。学生時代はそれでも許される環境でしたがやはり社会人としての自覚が足りないなと痛感したので、今後はしっかりと業務時間中に集中して成果を上げられる人間になることを目標にします。

まとめ

研修で初めて触る技術が多かったが指導してくださる先輩方のおかげで多少なりとも身に付けることが出来ました。しかし、1年後に今の1年上の先輩に技術的に追いつけているか、5年後には今の5つ上の先輩方に追い付けるのか全くイメージできない状態なので配属後には更に今まで以上に努力していく必要があるなと感じてます。