FLINTERS Engineer's Blog

FLINTERSのエンジニアによる技術ブログ

2022年度新卒研修を終えて

初めまして、新卒の三浦です。入社が決まった方やFLINTERSの研修について知りたい方に向けて記事を書いていこうと思います。

目次

自分について

私は商学部の学部出身で大学時代は学業をほっぽって学生団体を運営してみたり、サークルの仲間と夜な夜な遊ぶような大学生活でした。そのため留年したのですが、せっかく一年間あるんだからとベンチャー企業でエンジニアとして約1年弱インターンをしていました。そこではJavaScriptやFlutterを使ったweb、モバイルアプリのフロントの開発を中心に行っていました。その時の仕事が楽しかったため、エンジニアとして就活をし、やってることが多いため色々な経験ができそうだなと思いFLINTERSに入社しました。

入社してみて

全てがリモートワーク

何より驚いたのが本当に全てがリモートワークであると言うことです。周りの友人の話を聞いても週に一度は出社しているような会社が多い中、FLINTERSは週どころか月に一度も出社する必要がありません。そのため朝は準備する必要がなく非常に楽です。新卒は定時が10時なので9時30分に起きても間に合います。私は朝弱いので非常に助かりました。その反面リモートだとどうしてもコミュニケーションの面では課題があるなとも感じました。同期や先輩と雑談する機会が作りづらいため、自分から積極的にコミュニケーションをとりに行く必要があります。私たちの代は6月中旬まで同期と敬語で話していました。その方が楽という方もいると思いますが私は話すことが好きなのでメンターの方との1on1を増やしてもらったりお昼に運動するためだけのミーティングに参加したりとコミュニケーションをとりに行っていました。

充実の福利厚生

休みをしっかり取っている人が多いため、自分も取りやすい雰囲気があります。有給とは別に夏休みもあるため、もはや余ってしまうのではないかと感じています。また、ホールディングスの自己啓発制度として、一年間に決められた額まで本やスクールの料金を負担してくれます。私は研修で楽しかったAWSの講座をこの制度を使って受講しています。

雰囲気よし

温かいです。以前どなたかが教えたがりが多いと言っていましたが、slackチャンネルにちょっとした疑問や感想を書くと反応してくれたりと居心地良い職場だと感じています。

研修

目的は「自走できるエンジニア」になることです。自走できるエンジニアとは「指示がなくてもチームのことを考えて自発的に行動し、学びを共有する」エンジニアのこと。 研修ではプログラミングの基礎からDocker、DB、アーキテクチャ、データ基盤、チーム開発というようにエンジニアにとって重要な要素を広く教わりました。ハンズオン形式が多く、名前しか知らなかったものを実際に動かすことで理解が深まり自分の興味の幅も広がりました。印象に残った研修をいくつかピックアップしてみたいと思います。

プログラミング基礎

FLINTERSでよく使われているscalaという言語で研修は行われました。比較的新しく、Javaと互換性のある言語です。テキストを読んで対応する演習問題を解くという形式で行いました。テキストを読む時間より問題を解く時間の方が長いため、集中して取り組むことができました。また、章ごとに行ったため、わからないままどんどん進んでいくということがなく、楽しく学ぶことができました。scala自体は静的型付け言語で、for文やmap等今まで触れてきた言語と仕様が違うものもあったのですが、慣れると好きになりました。

ユーザーの要望・課題を捉える研修

研修の内容としてはコロナ禍での課題をテーマに二つのチームに分かれて事業計画を立てるというもの。自分たちの考えた事業をバリュープロポジションキャンバスを使って仮説を立てた上で、実際にそれを先輩方に対して壁当てし、課題の存在やその解決になっているのかという点を検証しました。自分たちの考えたものが評価されるのは非常に面白く、さまざまな視点を知ることができました。技術のことだけでなく、自分が何を作っているのかを意識しそれがユーザーの課題に答えることができているのかを考えることが大切だなぁとしみじみ感じました。

チーム開発研修

最後の2週間を使って新卒メンバーで美容院の予約アプリケーションを作りました。デプロイはしないということで、モデリングからDB設計、タスク振り分け、開発まで行いました。モデリングやタスクに関しては「これはどうする?」、「これでいいのか?」と手探り状態で、どちらかというと独自にやってしまったところがあり、その部分はしっかり手法を調べながらやった方がよかったなと感じています。その後の開発でコンフリクトや開発待ちのような状態が発生してしまい、モデリングやタスク振り分けで適当にやってしまったところを反省することになりました。0から作り上げていく作業は、非常に負荷のかかる作業ですが、それだけしっかり定着したなと感じています。また、アプリケーションが徐々に出来上がっていくプロセスは非常に達成感がありました。

(外部研修)AWS研修

社内の研修ではありませんが、個人的に非常に楽しかったのでピックアップします。さまざまな企業の新卒250人ほどが集まり、4,5人のチームを組んで3日間かけてお題に沿ったインフラアーキテクチャを考えました。インフラは全く触れたことがなかったのですが、事前に配られた教材やチームメンバーと話しながら体系的に学ぶことができました。何より社外の新卒の人たちと話すのは非常に刺激になりました。

まとめ

研修を通して自走できるエンジニアの第一歩を踏み出すことができたと思います。また、知識の面でも基礎知識の穴を埋めていくようで、研修を通して非常に見通しが良くなったと感じています。 これから研修を受ける方におすすめしたいことはtimesチャンネルを作ることです。そこで学びを共有したり、コミュニケーションをとったり、そこからアイデアが生まれたりします。

最後になりますが研修で協力していただいた皆様、ありがとうございました。 学んだことを活かして業務に励んでいきます。